ドイツ音楽祭めぐり2013 ― シュパーゲル編


 復活祭の時期に続きドイツの音楽祭めぐり。シュパーゲル(白アスパラガス)が旬を迎える5月末〜6月末にかけて、中部ドイツ・ライプツィヒを根城に各地をめぐります。取材の成果は「モーストリー・クラシック」「月刊ピアノ」「音楽現代」などで。さあ4週間で40公演。シュパーゲルの力で乗り気れるか?!



【ゲヴァントハウス管弦楽団
ゲヴァントハウス管が前楽長を迎えて公演。シフとの共演にも期待。
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 アンドラーシュ・シフ独奏
 ベートーヴェン《クラヴィーア協奏曲第1番》
 ベルリオーズ幻想交響曲
 5月30日(木)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス


↓大事を取って断念
ライプツィヒ・オペラ】
ブレヒト&ヴァイルのソングシュピール初体験。
▼クルト・ヴァイル《マハゴニー市の興亡》
 5月31日(金)ライプツィヒ・オペラ


【コンツェルトハウス国際音楽祭(ウィーン芸術週間)】
ミンコフスキが2つの「オランダ人」を1日で振る。同じ台本に付いた2つの音楽をいっぺんに聴くまたとない機会。
▼ミンコフスキ指揮レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
 ディーチュ《幽霊船》(「さまよえるオランダ人」の台本に基づく)
 演奏会形式 6月1日(土)コンツェルトハウス
▼ミンコフスキ指揮レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
 ワーグナーさまよえるオランダ人
 演奏会形式 6月1日(土)コンツェルトハウス
▼コンツェルト・メランテ(ベルリン・フィル団員による古楽アンサンブル)
 バッハ《音楽の捧げもの》BWV1079 ほか
 6月2日(日)コンツェルトハウス


ライプツィヒ・バッハ音楽祭】
期間:2013年6月14日〜23日。今年のテーマは「キリストの生涯」。バッハの音楽で教会暦をたどる。
ピノック指揮ゲヴァントハウス管弦楽団
 バッハ《クリスマス・オラトリオ》16日(日)ゲヴァントハウス大
ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
 バッハ《ヨハネ受難曲20日(木)トーマス教会
 バッハ《昇天祭オラトリオ》22日(土)ニコライ教会
アンドレアス・シュタイアー, フライブルクバロック・オーケストラ
 バッハ《チェンバロ協奏曲ニ短調》ほか 15日(土)ニコライ教会
イザベル・ファウスト, ゲーベル&ヘルシンキバロック
 バッハ《協奏曲イ短調》ほか 19日(水)ゲヴァントハウス小
▼ビラー指揮フライブルクバロック・オーケストラ
 バッハ《ロ短調ミサ》23日(日)トーマス教会

上記5公演を含む26公演


↓洪水被害により全公演キャンセル
【ハレ・ヘンデル音楽祭】
期間:2013年6月6日〜16日。ヘンデルの生まれ故郷ハレで催されるヘンデル祭。
ダントーネ指揮アカデミア・ビザンチナ 《ジュリオ・チェーザレ
 ソニア・プリーナ(ジュリオ・チェーザレ)ほか
 8日(土)ヘンデルホール
▼ラ・リソナンツァ ヘンデルカンタータ
 ロベルタ・インヴェルニッツィほか
 9日(日)ハレ大学
▼ラ・スタジオーネ・フランクフルト ヘンデル, パーセル 歌曲集
 ジュリアン・プレガルディエン(クリストフの息子)
 9日(日)ウルリケ教会ホール
マグダレーナ・コジェナー ガラ・コンサート
 マルコン&ヴェニスバロック・オーケストラ
 14日(金)ヘンデルホール

上記4公演を含む9公演

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