指揮者の延原武春さん、ドイツ功労勲章を受章


 日本テレマン協会の創設者で指揮者の延原武春さんが「ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章」を受賞されました。1月9日に大阪市北区のドイツ総領事館で伝達式が行われたとのことです。
 40年以上にわたりバロック古典派音楽に携わり、そのときどきの演奏の最先端を示してきた延原さん。2008年も「ベートーヴェン交響曲全曲&荘厳ミサ曲演奏(古典楽器使用)」という刺激的な仕事を成し遂げたばかり。今回の功労勲章も、これまでの活動への褒章の意味合いはもちろんのことながら、今後の活躍への期待値の方がより大きい気がします。今年も延原さんと日本テレマン協会から目が離せません。


写真:延原武春さん(撮影:飯田英男)