平井千絵「61鍵の世界」―フォルテピアノ・リサイタル



 古典鍵盤楽器フォルテピアノを弾く平井千絵さんが11月9日(土)、PTNA公開録音コンサートに初登場!ハイドンの《アンダンテと変奏曲 ヘ短調》やベートーヴェンの《ソナタ 第5番 ハ短調》などに加え、ドゥシークの《フランス王妃の受難》といっためずらしい演目も披露してくれます。《フランス王妃の受難》は、有名なマリー・アントワネットの晩年を、鍵盤楽器1台でオペラのように描く曲。なかなかショッキングな場面もあり(聴いてのお楽しみ)、刺激にも事欠きません。まさに「フランス革命の歴史音楽絵巻」と呼ぶにふさわしい仕上がりです。

 そもそもフォルテピアノってどういう楽器? そんな疑問にお答えすべく今回は【予告編】も作ってございます(呉服屋の番頭風)。この楽器の特徴や魅力を7分余りでご紹介。簡潔にして要を得た内容と自負しております。えっ「なんでお前が自負しているのだ」って?それは不肖私が出演しているから。

 もし演奏会に足を運ぶのをためらっておいででしたら、この予告編をぜひご覧になって下さい。フォルテピアノの、そして平井千絵さんの魅力の一部をご理解いただけると思います。お気に召したらどうぞ、そのまま「ご予約ページ」に進んでくださいませ(引き続き呉服屋の番頭風)。

 エントリークラスのみなさんにも、ベテラン音楽ファンのみなさんにも、ただただ楽しく曲を聴きたい向きにも、アカデミックなプログラム(これについては当日、トークします!)をご所望の向きにも、誰にとっても内実のある音楽をお届けできる演奏会というのは、それほど多くありません。今回の演奏会は、そういう数少ない貴重な機会として胸を張ってオススメできるものの1つです(車のディーラー風)。

予告編ビデオ演奏会詳細

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