チャリティー企画「バッハの素顔にズームイン!」


音楽室の片隅に掛かる厳しい表情の肖像画。バッハと言って真っ先に思い浮かぶのは、あの「カツラのおじさん」の顔です。でも、バッハの顔を今に伝えるのは、あの謹厳実直の表情をたたえた肖像画だけではありません。18世紀から19世紀にかけて描かれたたくさんのバッハ。そして21世紀、最先端の技術で再現されたバッハの顔。数々のバッハをながめて、文字通り「バッハの素顔」に迫ってみましょう。


趣旨:"いっしょに生きよう"--ふさいだ心には楽しみを、被災地には義援金
内容:バッハの素顔に関するトークとバッハの楽曲演奏
演奏:三田樂所(みたがくそ・バロックアンサンブル)楽曲未定
   2日・岡田龍之介ほか, 9日・野口詩歩梨ほか(両日とも楽曲未定、近日発表) New!
講演:澤谷夏樹


日時:4月2日(土)&4月9日(土) 両日とも18:10開場18:30開演
場所:相田みつを美術館第2ホール(東京国際フォーラム) 
料金:1500円(楽器運搬費等実費を除き全額寄付)決算報告を当ブログで行います。
主催:三田樂所(みたがくそ)
共催:相田みつを美術館
協力:久保田チェンバロ工房 New!


両日とも、東京国際フォーラムに避難して来られる被災者のみなさんをご招待いたします。フォーラムを通して避難所にイヴェント情報を案内、御希望の方をご招待。企画趣旨"いっしょに生きよう"が現実になります!


楽しみ方:
予約は必要ありません。直接、会場にお越し下さい。お支払いは当日受付で承ります。
ウエシマ作戦を発動します。座席やスペースをゆずり合いの上、お楽しみください。
江戸っ子作戦も発動します。一度は言ってみたい憧れのあの言葉「釣りはイラねえよ」を言うチャンスです。


ごあいさつ

 このたびは大変な災害が起こり、その影響はもはや一部地域の問題に留まらない広がりを見せています。大勢の人が自分の持ち場で精一杯のことを為す中、生き残ったものとして何が出来るかを模索しています。私に出来ることは「人と音楽/音楽と人」をつなぐこと、そしてそのつながりが"welfare"を生み出すように道を整えること。
 いま自分に出来ることを結集して、被災者のみなさんのために、また、被災の程度は低いけれど心の平安を求めている方のためにチャリティーイヴェントを開催します。

 そこでお願いがございます。このイヴェントにひとりでも多くの方が集い、1円でも多くの義援金が集まるよう、みなさんのお力を貸していただけないでしょうか。聴衆として参加する、友達を誘う、ブログで呼びかける、ツィッターでつぶやく…。どんな方法でも構いません、賛同してくださる方はご自分の方法でこのイヴェントを支援してください。

澤谷夏樹・音楽評論