新発見・バッハのオルガン曲がハレで見つかる!


 先だってバッハ・アルヒーフ・ライプツィヒより電話があり、大バッハの作品がドイツ中部のハレ大学で発見されたとのこと。
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コラール・ファンタジー(オルガン曲)
<主なる神、我らの側にいまさずして Wo Gott der Herr nicht bei uns haelt>
BWV1128(←もう目録番号がつきました!)
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 速報なのでこれから詳しい内容(と画像)が入ってきます。バッハ・アルヒーフによると、いま現在の情報は以下の通り。
[1] 旧『バッハ全集』の指導的校訂者ヴィルヘルム・ルストの遺品から発見
[2] 楽譜はルストが筆写したもので、バッハ作との表書きがある
[3] 様式は北ドイツ・オルガン楽派の影響を受けたもので、バッハの真作と考えてよい
[4] 作曲年代は1705〜1710年頃
[5] 15日付で「BWV1128」とした

続報を待ちましょう!

写真:市場・聖母教会(ハレ)