2014-05-15から1日間の記事一覧

東京都交響楽団第766回定期演奏会 ― インバルのマーラー《第9交響曲》

エリアフ・インバルが指揮する新マーラー・ツィクルスの最終公演。プログラムは交響曲第9番だ。第1楽章から「サウンドよりも子音、旋律よりも語り」の姿勢が色濃くにじむ。強弱はもちろんある。インバルはそこに、管弦バランスの変化に伴う音色の移り変わり…